定量弁CVMは、パイロットブロックとメインブロックは分離型です。パイロットブロックをそのままにして、メインブロックの交換だけで、吐出量を変えることができます。
定量弁CVMの、販売は1口単位になります。またタイボルトにより4ブロックまで一体形として組み合わせることができます。
定量弁CVMは、大・中・小の定量弁を同一組立品とすることができます。
定量弁CVMのパイロットプランジャは復働形です。そのため、エア電磁弁は5方弁を使用してください。
この定量弁は、すべてエアーの圧力で作動しています。使用する流体を高い圧力で加圧供給する必要はありません。
粘度の低い流体の場合は、供給ポンプは不要となります。しかし、粘度の高い流体の場合は、供給ポンプ(ACG-020orACG-011FK)または圧力タンクを使用してください。
この定量弁はmマニホールド方式での使用も可能となっております。ブロックプレートを使用することにより、吐出口数を簡単に増減することができます。
空圧式ポンプ ACGシリーズ
空圧式ポンプACGは、特殊なグリースを除き、ほとんどのグリースで無駄を出しません。グリース上には、フォロワープレートが乗っているだけです。
空圧式ポンプACGは、グリースを高圧で押し付けることがないので、オイル分離が少なく済みます。また、ペール缶を交換したとき、エアー抜きのためグリースを捨てることがありません。
配管系統例
ACV定量弁に使用する空圧式ポンプACG-011FK形
1kg~2.5kgグリース缶用として開発された小型の供給ポンプです。
グリース缶の交換は、エアーリフターにより簡単に行えます。
圧力計やポンプ用のエアー電磁弁・レギュレータがユニット化され、エアー配管はチューブを差し込むだけで使用できます。
ACV定量弁に使用する空圧式ポンプACG-020形
ペール缶用として開発した供給ポンプです。(ペール缶は含んでおりません。)
CVM定量弁に使用する空圧式高圧ポンプACG-040形
ペール缶用として開発された高圧形の供給ポンプです。(ペール缶は含んでおりません。)
ACV定量弁に使用する空圧式ポンプACG-020H形
ポンプ自動加圧式により吸込性が向上しますので比較的粘り気の強いグリースにも対応できます。
CVM定量弁に使用する空圧式ポンプACG-040H形
ポンプ自動加圧式により吸込性が向上しますので比較的粘り気の強いグリースにも対応できます。